変形性膝関節症

原因

加齢により関節軟骨がすり減ってくることにより発生しますが、要因としてO脚、X脚などあると軟骨の傷みも早まります。また化膿性関節炎、膝関節内骨折、離断性骨軟骨炎、骨壊死、膝十字靭帯損傷後なども変形性膝関節症を引き起こします。

症状

歩行時の痛み、関節可動域の低下、膝関節に水がたまることもあります。進行すると膝がO脚、X脚が増悪するなど変形も目立ってきます。

治療

安静、関節内注射(ヒアルロン酸やステロイド等)、リハビリ(筋力訓練、ストレッチ等)、足底板、膝関節装具等保存治療を基本に行いますが、保存治療が無効の場合は関節鏡視下デブリ、滑膜切除、人工関節置換術、骨切り術等手術治療を必要とすることもあります。